フローリングワックスの種類と特徴

一般にワックスレスやワックスフリーと言われるフロアーコーティングですが以下の種類があります。

①UVコーティング

UV塗料を床材に塗布し紫外線を照射し液状の材料を固形化させ膜を作ります。

②ガラスコーティング

塗布することで無機質の石英ガラス(SiO2)の膜を創ります。

③シリコンコーティング

シリコン樹脂素材を床に塗布すし膜を形成する

④ウレタンコーティング

ウレタン塗装はダイニングのテーブルなどに使われる非常に硬質な膜です。

⑤水性ウレタンコーティング

水性ウレタン樹脂を使ったフロアーコーティングです。フロアーコーティングの中で一番低価格 4年くらいの耐久性がある 重ね塗り 剥離も可能

⑥水性アクリルコーティング

フローリングのメンテナンスの手段として一般的な「ワックス」の延長にあるフロアコーティングは「マニュキア」と呼ばれることもあります。 ⑥から①になるほど皮膜は固くなります。コーティングの効果は①で17~8年ぐらいです。

⑥で1~2年程です。 ワックスフリー、ワックスレスのフロアクリーニングになぜワックスしないほうが良いのかというと、表面にフィルム層が有りワックスを施工してもフィルム層がワックスとの密着を邪魔し定着しないでベタベタした感じになります。

手や足にワックスが剥がれて付きます。 脂質や汚れが付着しやすくなります。ワックス不要の床材(フローリング)には基本的にワックスがけをしてはいけません。通常のお手入れは、ゴミホコリを掃除機で除去し乾拭きか固く絞った雑巾がけで十分です。

また科学雑巾(モップ)やを水で濡れた雑巾を使用してはいけません。変色の原因になります。また、科学雑巾をフローリング上に放置することも変色の原因となります。 「アルカリ性の剥離剤や水濡れに大変弱い」と怖いことが(フローリングが傷んだ写真まで…)書かれていて、施工会社の人の言うとおりワックス落との剤(ハクリ剤?)を使うのが怖いです。

それでも①UVコーティングで20年ぐらい経過すると砂やスリッパの摩擦で傷や汚れが気になります。フロアーコーティングの固い皮膜を剥離するのは大変な作業です。業者に依頼するしかありません。もし受ける業者がいなければフローリングの張り替えしかありません。