空調機清掃業者選定ポイント

エアコン洗浄業者の選択にインターネットを利用されている方は多いと思いますが、検索すると山のような業者の数です。いざエアコン洗浄業者を選ぶとなると多くの方が業者選びに迷われるのではないでしょうか。

今回はエアコン洗浄業者の立場からポイントを幾つか説明します。

一つ目は経験年数です

まずネットからの検索でサイトの内容から得られる情報を分析します。

業者の立場から見ていただきたいのはエアコン洗浄業者の経験期間です。

エアコン洗浄業者の新規参入開業は比較的垣根が低く参入しやすい業界です。

それこそ車1台と洗剤だけでも開業はできます。そこで問題になるのが経験(施工台数)です。

エアコン洗浄業者の事業開始年が会社案内に記載がない場合は、一つの目安としてwebのフッター一番下にCopyright(c)2011-2018と記載があれば2011年にサイトを立ち上げて2018年に至る7年の経験があることが判ります。但しサイトを最近リニューアルした場合などは開業年は異なる場合があります。

二つ目はエアコン洗浄業者の専門店を選ぶ

業者も色々でハウスクリーニングがメインでエアコン洗浄業務は壁掛けタイプのエアコンのみの場合は経験値が高いとは言えません。出来るだけ業務用やお掃除機能付きと幅広く対応している業者が作業はスムーズです。

何故かといえばメーカごとにエアコンの作りに特徴があります。経験年数が長いと当然いろんなメーカーのエアコンに対応しているはずです。

三つ目は万一の対応 賠償責任保険の完備です。

次に賠償責任保険(請負業者賠償責任保険)の加入しているかの記載があるかです。事業所などの業務用空調機は大容量電を使用します。もし短絡(ショート)すると電気はどこに飛ぶかわかりません。

最悪ビル全体が停電します。昔と違い今はPC(パソコン)が常時動いており、サーバーなど置いている事業所もたくさんあります。同じビルのテナントさんであれば賠償問題に発展します。

四番目は電気工事士の資格を持っているか?

電気製品を分解、組み立てするわけですから当然必要な資格です。普通は室内機から室外機とモニターと配線されていますが建物の構造や途中で後付けされたエアコンなどの場合、別の配線がなされている場合などが、たまにあります。

五つ目は料金体系が明確か?

まず料金の表示ですが、例えば壁掛けタイプエアコンクリーニング 1台/8,000~円と表記されている場合~の意味は8,000からとなり思わぬ追加料金を請求されることがあるかもしれません。

1台/8,000円と~無しで表記されていれば安心です。もしエアコンの設置状況で通常の施工では難しい状況があれば、作業前に説明し金額を提示します。

夏場の繁忙期で下見できずにメールや電話だけのやり取りですとわかりづらいのが当然ですが、価格が変動する内容をサイトに記載している業者は安心です。

安い料金の業者は色々理由を付けて追加料金を請求するかもしれません。またポータルサイト(エアコン洗浄業者を一括掲載している総合情報サイト)に出店している業者さんの場合15%~20%のマージンを取られますのでその分利益が減ります。

その分、数をこなさなければなりません。業者も人の子です。楽をしたいと思うかもしれません。