臭いの原因は意外な所にあります。

4,5日前他の業者クリーニングしたお客さんからエアコンの臭いが取れていないので再度洗ってくれないか依頼がありました。このケースでの依頼は年に2,3件は有ります。

お伺いし脚立に上がると甘酸っぱい臭いが漂っています。斜め下を見るとお仏壇が置いてあります。天井近くになるほど強く臭っています。お線香の臭いが壁や天井そしてエアコン内部に染み付いて臭っている状況です。

高圧洗浄機で洗浄後、業務用ドライヤーで臭いを飛ばし臭いは軽減出来ました。お客様に説明し、エアコンからの臭い対策に無香料のお線香と換気を勧めました。臭いが、何時までも香るのは、臭いの粒子が空中を浮遊していてその粒子をたまたま鼻で吸収されたから臭うわけです。

浮遊している粒子は、物に付着しやすく(特に繊維や湿気など)エアコンの様に部屋の空気をかき混ぜますと臭いの粒子が、壁や服に付着したり、又空気中の湿気に付着した臭いは、エアコンの除湿機能で水と一緒に外に排出されたりします。

ネットで調べてみると、ハーブの成分を利用したお線香があるようです。浄化のみを目的として作られたお線香で*セージなどハーブの種類で殺菌効果の高い薬草をいくつも調合し、浄化能力を極限にまで高めた浄化香というそうです。その煙には揮発した殺菌成分が含まれます。

この殺菌成分がエアコンにも有効に作用するそうです。エアコン内部に行き渡った浄化香の煙は雑菌を消毒し、カビの増殖を抑えてくれます。

エアコンの臭いが気になるとき、お部屋で浄化香を焚くだけでも臭いは大幅に軽減されるそうです。

エアコン掃除のあと定期的に焚いていれば、次の掃除までエアコン内部を良い状態で保つことができますし、ひいては掃除までの間隔も伸ばすことが可能だそうです。

お線香の焚き方

普通にお部屋で焚くだけでも効果を実感できるそうです、臭いが強いときなどは浄化香の煙をエアコンに直接吸い込ませるとより効果的だそうです。

具体的には、スイッチを入れたエアコンの吸入口近くで火の着いた浄化香を持ち、3分ほど煙を吸い込ませます(その後は燃え尽きるまで普通にテーブルの上などで焚きます)。

お香の煙がそのままエアコン内部に入りますので、殺菌、消臭効果はてきめんだそうです。

エアコンからの臭いが気になる方は一度試してみる価値はありそうですね。火気に注意しながら、ぜひお気軽にお試しください。

洗濯物の部屋干しの臭い

生乾き臭とも部屋干し臭とも呼ぶ嫌な臭いの原因は、「ケトン」や「脂肪酸」、「窒素化合物」などの物質。洗濯だけで落ち切らない皮脂などの汚れそのものや、それらの汚れをエサにして繁殖した雑菌によって作り出されるものです。

洗濯機の中は湿気がこもりやすいので、汚れた洗濯物をため込んでしまうと雑菌が繁殖しやすくなる。とくに、湿ったタオルや汗のついた衣類などを重ねて放置すると、モラクセラ菌がどんどん広がっていきます。

汚れた洗濯物は風通しのよい場所や通気性のよいカゴに保管し、洗濯の直前に洗濯機に入れます。濡れている衣類やタオルはそのままにしておかずに、ハンガーにかけておく。また、洗い終わった洗濯物を洗濯機にいれたままにしておいても、モラクセラ菌が繁殖してしまいます。

脱水した状態でも水気があれば菌が繁殖するので、すぐに干してしまおう。洗う前も洗った後も、濡れた状態で洗濯物を放置しないことがモラクセラ菌の繁殖を防ぐコツです。